串かつ山城…このままではイケないと思いつつも、俺は今日も此処に立ち寄ってしまった…
店の前には今日もパスタ親父の車が停まっていた。
(ここ最近毎日じゃないか…)ただ違っていたのは周辺に黒塗りの高級車が何台か停まってることだった。
店の扉の前まで行くと扉には「本日貸しきり」の札がかかってあり、中からは数人の中年男性の声が聞こえて来た。
(あの野郎!今度は連れを連れてきやがった、こうなったら…!)
その時誰かに肩を叩かれ俺は後ろを振り返った。…そこにはパスタ親父が立っていた。
「やあ君はいつも店に来ている青年だね?」
「‥‥‥‥‥。」
「ふっ、まあいいだろう、そんな所に立ってるのもなんだ一緒に来たまえ。いつも外からじゃなんだろう。」
バレていた?コイツ一体なにを…動揺する俺をヨソにパスタ親父はカギを開け戸を開いた。
中にいた数人の中年男達は驚きコチラに目を向けたが戸を開けた男の顔をみて安堵した、ただ一人カウンターの上で
ズボンを脱ぎ男共にパンティー越しに陰部をまさぐられていたソースちゃんは、パスタ親父の横に立つ俺の顔を見て驚きを
隠せない様子だった。
「皆さんこの青年も仲間に入れてやってください。なあいいだろ、素子。」
「‥‥‥はい。」
ソースちゃんの微妙な表情の変化を捉え、パスタ親父は笑みを浮かべると中年男達に語り出した。
「本日は皆様お忙しい中、わたくし金田真理夫の催す会席にお越し頂き有難うございます。今宵は断面愛好家である
各皆様方のお喜びになる趣向を御用意させて頂いております。」
パスタ親父の奴ソースちゃんを接待の道具に使う気か?改めて見てみると中年男達のなかにテレビや雑誌で見かける
美食評論家やら食のコーディネターやらの顔がある事に気付いた。
パスタ親父はバックから金属製の器具をとり出した、クスコ(膣鏡)だ。ただ俺の持ってる普通の物と違い一際大きく
形も見た事のない代物だった、後でパスタ親父が言うには家畜用のを真似て作らせた特注サイズの物らしい。
「今宵はこの娘の瑞々しい胎内を御覧になって頂きましょう。」
パスタ親父がソースちゃんの白く細い下腹部の上にクスコを重ねると歓声があがった。
「そ、そんな!会長そんなに大きいの無理ですっ。」
身じろぐ ソースちゃんの肩を捕まえてパスタ親父が囁く。
「大丈夫これより少し小さいのは何回も入れたじゃないか、それに素子ちゃんが頑張ってお店を支えなくちゃ駄目だろ。」
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